ダイエット中にも楽しむ!焼肉の魅力とカロリーコントロール術:後編
メニュー選びの考え方
ダイエット中の食事を考えるにあたって、重要なのは栄養素です。
具体的には、たんぱく質をしっかりと摂り、脂質を抑えたいです。
PFCバランスという考え方が理解しやすい人は、この記事の最後にPFCバランスの記事のリンクを貼っておくので、そちらもあわせてごらんください。
たんぱく質を必要量摂取するという意味では、焼肉はとてもよい選択肢です。
あとは、いかに脂質と糖質を抑えるかです。
脂質は、なるべく脂質の低い部位を選ぶことで抑えましょう。
糖質は、タレに含まれる糖類やサイドメニューのご飯もの、麺類、デザートの内容を気をつけましょう。
部位によっては、全体のカロリーは低いが、たんぱく質も少なく、むしろ脂質の方が多く含まれる場合もあります。
カロリーランキングなどのリストで確認する際は、注意が必要です。
おすすめの焼肉メニュー
ダイエット中は、より脂質の割合が低い部位を選ぶようにしましょう。
脂質の低いダイエット向きな部位
1. センマイ
たんぱく質:脂質の割合 10%:1%
2. コブクロ
たんぱく質:脂質の割合 18%:3%
3. レバー
たんぱく質:脂質の割合 20%:4%
4. ハツ
たんぱく質:脂質の割合 16%:7%
5.ミノ
たんぱく質:脂質の割合 25%:8%
6.ロース(赤身)
たんぱく質:脂質の割合 20%:10%
かなり脂質が高く、ダイエット中には向かない部位
ハラミ
たんぱく質:脂質の割合 13%:30%
和牛ロース
たんぱく質:脂質の割合 15%:40%
カルビ
たんぱく質:脂質の割合 10%:50%
低カロリーだが実は脂質が高く、ダイエットには向かない部位
ハチノス
たんぱく質:脂質の割合 12%:16%
タン
たんぱく質:脂質の割合 13%:32%
ダイエット中でも楽しめる焼肉のポイント
焼肉を取り入れたダイエットの際には、以下のポイントに気をつけることが大切です。
部位の選択が重要
低カロリーで高たんぱく質な部位を選ぶことで、美味しさを損なわずにダイエットに適した食事を楽しむことができます。
前述のおすすめ部位をはじめ、赤身の肉や鶏肉などがおすすめです。
脂質をカット
まずは、脂質の多い部位や油っぽいたれの使用を控えましょう。
次に、焼く際に余分な脂を落とすこともポイントです。
よく焼くことで、脂分をしっかり落とすことができます。
そのため、鉄板よりも網焼きの方が、脂質を抑えやすいです。
余分な脂を取り除く工夫をすることで、カロリー摂取をコントロールできます。
野菜との組み合わせ
焼肉だけでなく、焼き野菜やサラダなどを組み合わせて摂ることで、食物繊維や栄養素の摂取を促進し、満腹感を得つつカロリーを抑えることができます。
調味料の工夫
糖質や脂質の高いタレやソース、ドレッシングの使用に気を付けましょう。
塩など、低カロリーでヘルシーな調味料を活用することで、美味しさを損なわずにダイエットをサポートします。
適切な量の摂取
焼く手間がかかる焼肉は、食べるペースをゆっくりにする効果があります。
焼く間に適切な量を意識し、食べすぎを防ぎましょう。
焼肉を取り入れたダイエットのコツと注意点を理解し、食事のバリエーションを大切にしながら、健康的で楽しいダイエット生活を送りましょう。
焼肉を通じて美味しさと健康を両立させ、理想の体型を目指しましょう。
愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。