「限界」を超えた筋トレ
みなさんこんにちは。
岡崎市・パーソナルトレーニングジム姿、マネージャーの井上です。
ようやく秋らしくなってきましたが、まだまだ日中は日差しの強い日もありますね。
日本で暮らす以上、四季を楽しむ気持ちを忘れないようにしたいなと思っているのですが、日々の生活に追われていると、ついつい・・・
先日の中秋の名月は、なんとか眺めるひと時を家族と持つことができました。
今まで、いろいろな国で過ごす機会があり、オーストラリアで灼熱の中、年越ししたことや、メキシコでクリスマスの日にTシャツで外出したことなど経験してきました。
そんな中思ったのが先ほどの言葉でした。
「日本で暮らす以上、四季を楽しむ気持ちを忘れないようにしたい」
四季があるのは、日本だからなんですよね。
「当たり前」に「ありがとう」と思えるのって、素敵だと思います。
さてさて、今日は、「限界を超えた筋トレ」の「限界」の意味について考えてみます。
今まで、このダイエット講座で何度も書いていますが、
筋トレは、限界を超えないと意味がありません。
少し考えたら分かる話ですが
限界を超えない範囲内の負荷では、
「今ある筋肉で事足りる」
ということです。
「より強い筋力が、生きるために必要」
と感じるわけがありません。
では、その「限界」というのは、誰が決めるのでしょう。
これは、本当に難しい話です。
正直なところ、
「誰にも分らない」
というのが、わたしの答えです。
ただ、限界にも種類があります。
この種類の見極めが、とても重要だと考えます。
「本人がツラいと思う限界」なのか・・・
「筋肉が損傷するギリギリ手前の限界」なのか・・・
前者は、まったく重要ではない。
と、いつもお伝えしています。
「ツラいかどうか」を重視していると、その人の我慢強さによって結果がまちまちになってしまいます。
そんな主観ベースの物差しが、「サバイバル」ベースの肉体に影響を及ぼすとは考えづらい。
では、後者なのか・・・
損傷ギリギリまでマージンを削り取る作業は、生半可なものではありません。
完全にトップアスリートクラスのハードトレーニングです。
正直、ここまでする必要はまったくありません。
トップアスリートを目指しているクライアントさんは、今のところ、うちにはいないので。
では、目安はどこなのか。
おそらく、言葉で表すのは無理だと思います。
トレーナーのいままで培ってきた経験とスキルによって、先ほどの前者と後者の間にある一定のラインがあります。
「ここは超えてほしい」というラインです。
そのラインを判断するのが、パーソナルトレーナーの一番の仕事だと思います。
簡単にいうと、その筋トレが筋肥大という目的において、意味のある物になるかどうかの境界ラインです。
そこを超えない限り、いくらツラくても筋肉は増えません。
そして、身体はいつまでたっても変わりません。
その境界ラインを、とにかく楽に超えられるように、パーソナルトレーナーは補助をします。
ツラい方法はいくらでもあります。
「比較的楽に」というのが、重要だと考えます。
「本当に通えるか心配です。」
という不安の声をカウンセリングの時にもらす方もいらっしゃいますが、
案ずるより産むがやすし!
当然のことながら、ひとりひとりに合わせてメニュー組みますから!
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愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。