限界の見極め
みなさんこんにちは。
岡崎市・パーソナルトレーニングジム姿、マネージャーの井上です。
新型コロナウイルスの脅威が全世界を渦巻いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今日は、限界の見極めについて、掘り下げていってみようと思います。
要するに、「本当に次はもう上がらないのか?」という話です。
以前にも、ご自身で筋トレに取り組んでいる人の中で、なぜ大半の人がまったくバルクアップを実感できないのかについて
ザックリと
重すぎてそもそもトレーニングになってないか
軽すぎて有酸素になってしまっているか
どちらかなんじゃないですか?
と書きました。
重量設定をする上で、重要なのは挙上回数です。
なんレップくらいのセットを組むかが、重さを選ぶベースになります。
しかし、この基準となる回数が甘かったら、そもそも追い込めないですよね…?
何回目で限界が来るかを想像だけで当てるのは、到底無理な話で・・・
では、「実際に何回上がるかやってみよう!」となるわけです。
そこで、「どうなったら終わりなのか?」です。
ひとつの大きな指針として
「心が折れたら」
というのがあると思います。
激しくバーンを感じて、「痛すぎて心が折れた。」
だったらいいと思います。
数が多くなってきて、「しんどいから心が折れた。」
では、基準になるのかどうか微妙ですね。
あとは、単純に「思いっきり押しても上がらないから、これが限界。」という状態。
まぁ、これが一般的でしょうね。
実は、思いっきり押してるつもりでも、ちゃんと力を出せていない場合もあるんです。
これは、自分の実体験からの話です。
主動筋と拮抗筋とが綱引き状態で、固まって持ち上げられなくなるという事が起こりえます。
これを認識している人が何人いるかは知りませんが、クライアントさんを見ていても、間々ある事という認識です。
例えば、ベンチプレスにおいて、一生懸命バーベルを押し上げながら、二頭や広背筋でブレーキをかけてしまう。
といった感じです。
重さに対して、体がこわばってしまい、落ちてこない様にと体を固定してしまう。
これでは、本来の力が重りに伝わりません。
トレーニングフォームを作るにあたって、ターゲットの部位で負荷を支えることが大事ですが、同じように、ターゲット以外は力を抜くことも重要なんです。
無駄な力を抜くことができれば、レップ数も変わってくるので、筋トレ自体の質もかなり変わると思いますよ。
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愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。