思い込みを取っ払え!いや、むしろ味方につけろ!
みなさんこんにちは。
岡崎市・パーソナルトレーニングジム姿、マネージャーの井上です。
今日は、自分の経験談をお伝えします。
もう、かれこれ20年近く前になりますが、自分はメキシコにいました。
そもそものトレーニングをし始めたきっかけは、憧れのプロレスラーになるためでした。
19歳の秋、晴れて入門テストに合格し、日本での基礎練習を経て、メキシコ武者修行にいきました。
メキシコでは、道場での共同生活です。
元々メキシコ遠征は視野に入れていたので、高校の時にラジオやテレビなどで、少しスペイン語の勉強はしてみたのですが、なじみのある英語とはまったく勝手が違いました。
結局、あいさつと数字程度しか話せませんでした。
なのにもかかわらず、若手の仕事として、当番制で電話番もしていました。
メキシコ人から電話かかってきても、正直さっぱり何言ってるかわかりませんでしたが、幸い、特に大きなトラブルも起きませんでした。
特に重要な電話がかかってくることは、なかったんだと思います。
たぶんですが・・・
今となっては、いい思い出です。
話がそれましたが、メキシコの道場時代のことです。
高校性の頃は、ベンチプレスで40kg上げるのが精一杯でした。
もともと体重は軽く、やせていて、筋肉もなかったので、かなり非力なところからのスタートでした。
メキシコでトレーニングに励み、70kgで数回上げれるようになりましたが、80kgは、未だ上げたことがなかったんです。
自分の中で、「80kgは、重い。」という気持ちがありました。
ある日、「今日こそ80kg上げてやろう!」と、トレーニングを始めたのですが、ウォーミングアップの時点であまり調子がよくないように感じました。
80kgに挑戦する前に、70kgを一回上げたのですが、その日に限って、その70kが、えらく重く感じたのです。
「今日も80kg無理そうだな」と思い、重量を軽くしようとプレートを数えると…
なんと、さっき70kgのつもりで上げたのが、間違えてて、80kgだったのです。
「80kgに挑戦する前の70kgだから、軽く上がるはずだ。」というモチベーションが、
今まで何度かチャレンジしても上がらなかった80kgを初めて上げるきっかけとなりました。
いつも80kgに挑戦する際は、
「今日も上がらないかもな。だって80kgは、重いもんな。」
「もともとヒョロヒョロの非力君なんだから、やっぱり重いものは上がらないんだ。」
そういう言葉が頭をよぎっていたように思います。
80kgを上げたという事実を目の当たりにして、
「重いものなんて上がるはずがない。」
が、
「おれだってやればできる。」
に変わりました。
似た話で、
95kgが2回以上上がるのに、100kgを上げたことがない人を何人か見たことがあります。
100!
3桁!!
その重圧に、気持ちが負けるのでしょう。
思い込みは、恐ろしいです。
高校3年間トレーニングジムに通って、「自分は、がんばっても筋肉がつかないんだ。」と思っていました。
そう思い込んでるうちは、無理なのかもしれない。
でも、「人生を変えてみせる!」と腹をくくれば、奇跡でもなんでもなく、普通に現実になります。
「実現できる」と、思い込めば、逆に思い込みの力を味方にすることができます。
腹をくくったら、あとは行動あるのみです。
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愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。