逆三角形の背中を作る! ラットプルダウン
今日は、広背筋の種目についてお話します。
広背筋の代表的な筋トレには、人気種目でもあるチンニングがあります。
いわゆる懸垂運動とは違い、広背筋の収縮で自重を持ち上げるダイナミックな種目です。
しかし、負荷があまりにも大きいがゆえに、正しいフォームでできている人は、そう多くはないように思います。
みなさんこんにちは
岡崎市・パーソナルトレーニングジム姿、マネージャーの井上です。
トレーニングの原則の一つとして、「過負荷の原則」というものがあります。
簡単に言うと、筋肉が危機感を感じないと、育たないですよ~。という話です。
しかし、そもそも「過負荷の原則」というものは、ターゲットの筋肉に、的確に負荷をのせれていることが前提の話です。
関節に負荷を逃がす。
↓
やたら重い重量が何回も上がる。
↓
もっと負荷を増やす。
これでは、どんどん逃がすのうまくなるだけで、行きつくところは「関節の故障」…
と、なってしまうでしょう。
パーソナルトレーニングジム姿では、チンニングよりも低負荷でできるラットプルダウンマシンをまずお勧めします。
そして、広背筋の収縮を作るためには、初心者はまず、肩甲骨を下すことを意識しましょう。
そして、背中トレの説明で「肩甲骨を寄せる」という表現をする人が良くいますが、寄せなければいけないのは、厳密には肩甲骨より少し下の部位です。
肩甲骨の真ん中に、広背筋は、ありませんからね。
僧帽筋をオフにするためには、あごを上げるのも一つだと思います。
ただ、初心者があごを上げ過ぎると首が疲れてしまうので、やはり単純に肩甲骨を下げて胸骨を突き上げた姿勢を作るのが重要です。
チンニングにしろ、ラットプルダウンにしろ、まったく逆の動きをしてしまっている人が、とても多いです。
背中を鍛えるよりも、バーを下げることが目的のようになってしまってますよね。
そんなにバーを下げたいですか?
背中を鍛える事より、重要ですか?
ダイエットに限らず、肉体改造を目的とするなら、筋トレをする事自体を目的にしてはいけません。
いかに効率よく成果を得るかが、成功のカギを握ります。
余談ですが、「逆三角形の背中」という表現は、どうやらもう古いみたいです。
今は、なんて言うんでしょうね?
しかし、逆三角形の背中を手に入れるのは、ウエストのくびれにも直結する重要部位ですから、みなさんにはしっかりと物にしてもらいたいです。
豊田市、岡崎市でパーソナルトレーニングジムをお探しの方は、是非お問い合わせ下さい!!
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愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。