プッシュアップについて考える
こんにちは
豊田市のパーソナルトレーニングジム姿です。
私はプッシュアップ(腕立て伏せ)を特に推奨しません。
バーベル、ダンベルがあるのであれば、ベンチプレスやダンベルプレスをお勧めします。
腕立て伏せは床、身体に対して腕を正しい角度にセットすることが難しいという理由からです。
負荷がキツイという理由で膝をついて腕立て伏せをしたりしますが、膝を着くことにより角度はさらに悪くなり、より悪形を作りあげることもあります。
解剖学的、動力学的な観点から腕立て伏せより、ベンチプレス、ダンベルプレスの方が優れていると思います。
まだあります。
前回も述べましたが、自重(自分の体重)を扱う腕立て伏せは負荷の調節が基本的に不可能です。
よって正しいフォームで10レップ以上×3セットできない人は、ハッキリ言って腕立て伏せでなくベンチプレスをやるべきです。
そう考えるとベンチプレスが自分の体重以上の負荷を楽々上げてしまう人のものだけでないことが、お分かりいただけると思います。
また腕立て伏せは、自重を大きく背負いながら手首が強く伸展されるため手首に大きな負担がかかります。
特に体重の重い人や手首の関節が硬めの人は、それで悩まされると思います。
当パーソナルジムでは豊田店も岡崎店もバーベルやダンベルを使用した筋トレ(ベンチプレス、ダンベルフライなど)がメインであり、腕立て伏せは一部リスク、デメリット等あると考えています。
話は変わりますが、
スポーツ指導者の中には、
「それ(腕立て伏せ時に起こる手首の強い伸展)によって同時に手首も強く鍛え上げることができるんだ。」
と言う人もいるかもしれませんが、普通に大きな間違いです。
「それ」によって手首が鍛えられることは全くありません。
鍛えるのではなく、故障を誘発する可能性があります。
根性論を不必要とは言いませんが、このケースは非常に質の悪い根性論になります。
豊田市、岡崎市でパーソナルトレーニングジムをお探しの方は、是非お問い合わせ下さい!!
肉体改造、ダイエット、スポーツパフォーマンス向上等はお任せください!
愛知県豊田市出身。
プロの総合格闘技(MMA – Mixed Martial Arts)の選手だった当時、大きなケガが続いたことから筋トレの重要性を認識、プロのトレーナーについて学び、実践する。
その後、格闘技と筋トレの両方のインストラクターを務めていたが、2007年、「パーソナルトレーニングジム姿」をオープンして、トレーナーに専念する。
カイロプラクティック技術、食事指導・栄養管理についてもクライアントに提供している。